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劉燕子|不死の亡命者—野生的な知の群像

劉燕子|不死の亡命者—野生的な知の群像

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不死の亡命者——野性的な知の群像|六四天安門事件三十五周年記念出版


劉燕子
発行:集広舎
発売日:2024年06月04日
製本:上製/A5型/752ページ
ISBN:978-4-86735-053-9 C0031
価格:6,200円+税


「六四」天安門事件を契機に亡命した10名の知識人がライフ・ヒストリーと中国現代史の交差においてマージナルな故に「真の力」を獲得し、複合的な諸困難をも乗り越えるダイナミクスを論考。国外亡命だけでなくポストコロニアリズムによる国内亡命にも迫り、そのルーツの生長と越境に<もう一つ>の存在意義があることを書証・口証・物証・例証を通して多角的に検証。無批判のオマージュではなく、様々な存在形態の知識人がもつれ合って織りなす人間模様、有形無形の「檻」から身体的精神的に脱出した野性的な知の群像画。

亡命し、敢えて在野に身を置いた、中国の科学者や文学者たち─劉賓雁、方励之、高行健、鄭義、厳家祺、楊煉、哈金、廖亦武、老木などの国外亡命者に加え、劉暁波やツェリン・オーセルなどの国内にとどまりながら飼い馴らされない文学を貫いた、言わば国内亡命者を取り上げ、母国の大地から自らの根を引き抜いた「強者としてのデラシネたち」の死地的状況下での覚悟と思想を分析する。

【目次】
序 章 中国亡命知識人の研究のための予備的考察
第一章 現代中国の亡命知識人の研究のための準拠枠
第二章 準拠枠の展開
第三章 中国亡命知識人の存在を可能にする諸条件
第四章 中国亡命知識人の存在類型
第五章 亡命作家・詩人としての存在の条件と言語
第六章 ポスト天安門時代における亡命知識人第三世代
第七章 統治者の言語を以て抵抗する国内亡命チベット知識人
終 章 岸辺から自らの出航を眺めて

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